越谷町は昭和29年に誕生しましたが、埼玉県町村合併促進審議会からあらかじめ合併試案が提示されていました。
その合併試案を見ると、現在の越谷市は南北に分かれる試案となっていました。つまり北は大袋村・桜井村・新方村の3村、南は越谷町・大沢町・増林村・荻島村・大相模村・出羽村・蒲生村・川柳村の2町6村となっていました。
しかしながら「越谷町設置の関係町村は政治・経済・教育・文化等諸般の面においても相互関係が深く、地理・交通上よりしても適切と認められ、東京の近郊の都市としての発展も約束されている」との理由により当初2町8カ村で合併が実現されました。昭和30年には川柳村の一部が越谷町に編入されました。
なお合併に関する資料は国立公文書館に保存されており、資料の目録情報は国立公文書館のデジタルアーカイブで確認できます。
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